V・プレミアリーグ ファイナル

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4時46分発の始発で向かい、0時過ぎ着の最終で帰宅。ISO800でいけると思って撮った写真は、めちゃくちゃ暗かった。RAW撮りしたので多少は修正できそうだけど失敗。F4通しのレンズならオクで安く手に入りそうだけど、F2.8はとても手が出そうにないしF4じゃ厳しいかな?

デンソー

一緒に観戦していた人がみんなデンソー応援していたので静かにしていたけれど、どうも近頃デンソーの試合が楽しくなくてNEC贔屓で観ていました。

横山

チームの作り方なのか、横山の無難すぎるトス回しなのか、理由は良くわかりません。もっと井上や矢野が目立ってくると面白いのだけど、センター線はVの中でもトップレベルの力はあると思うしそこそこの成績も残しているのに地味なのです。

岡野

それでも岡野や櫻井の闘志あふれるプレーは見応えあります。この日、スタートは眞でしたが、早々に岡野と交代。万全なプレーではなかったように感じたけれど、岡野の頑張りにチームもついて行ったよう。櫻井もここぞと言う場面で好プレーを見せてくれました。

岡野抗議の図1

岡野抗議の図2

何かの力が働いていたのでは?と疑ってしまうくらい、デンソーには不運な判定が続きました。その度に岡野必死の抗議。他の選手は判定に呆れて笑ってます。

片下

片下

なかなか良いプレーしていたように感じました。櫻井のいるうちに、もう1ランク・2ランクレベルアップを期待したい選手。

細田は結構頑張っていたのではないでしょうか?ロンドン、最後の方はそこそこだったけれど、いまひとつって感じ。ただ第一セットの内容からNECが一気に行くかと思いきや、フルセットの接戦に持ち込む辺りは地力があるのかな?

NEC

フォフィーニャ
フォフィーニャはレシーブも頑張ってました。返球率はどうか知りませんが。

高橋
高橋、去年のやる気のなさが嘘のような動きで今期は攻守に活躍。良い意味で高橋があまり目立たないチームだったような。というか、他の選手ばかり見ていたせいかも。

杉山
松崎
杉山は調子いまひとつで、途中ベンチに。でもブロックでは存在感を示す。松崎も攻撃で活躍。もうちょっと釣られることなくブロック付けると良いかも。

秋山
有田
有田良かった。内田のプレーも観たかったけれど、そんな気持ち吹き飛ばすような活躍。今度は全日本で。

成田
そしてやっぱり成田。好ディグにトスにと何度も魅せてくれた。高橋がセットする機会はなかった(少なかった?)けれど、成田・高橋というセッターがいるのはデンソーと違う。チャンスボールを高く上げて返したところで、成田のオーバーハンドには通用しない。東レの木村もオーバーハンドでレシーブする数少ないレシーバーだけど、オーバーとアンダーでのレシーブはやっぱり使い分けられた方が良いと思うのです。

NEC・デンソーとも連続得点しあう試合展開だったけれど、その割りには大味過ぎなかったかな。決勝があっけなかっただけに楽しめた3位決定戦でした。審判の出来は、去年も久光・岡山で揉めたような記憶があるので、相変わらずなんでしょうね。

成田
で、何だか楽しそう。

久光

平井
先発は平井。今シーズンはよく頑張ったと思います。

先野
先野も本調子ではないだろうけど、もう少し早く投入しても良かったのでは?

トム
仁木
舞子
久光2位の原動力はトムの活躍がひとつだったと思うけれど、2位で終わった要因のひとつもトムの存在だったような気がします。気分屋は問題外としても、大砲型のアタッカーを補強した方が良かったのではないかな?と決勝戦を見て今更思った。繋ぎは仁木や舞子が無難にこなせるし、佐野という絶対的な守護神もいるわけで。能力が高いだけに、コート中駆け回るイメージだったけれど、佐野や仁木らと交錯するような場面もチラホラ。トムが繋ぎに走り回って誰が決めるのかと言うと、仁木?仁木も守備の要であって攻撃に専念できないし2段トスを打ち切るようなタイプでもないし、全盛期のようなレシーブしてからの早い切り返しも、今ではそれほどの武器にならないだろうし。それじゃあ舞子?そこそこやってくれてはいたけれど、バックアタックなどふかすシーンも多々あって、センスの良さは感じるけれど個人的にはもうひとつ爆発して欲しかった。

まあ、でもトムの質の高いプレーの数々には大変楽しませてもらったし、こういう選手はもっと見たい。来期もチームに残るなら相当機能するような気はしなくもないです。

それにしても、あまりにあっけなく終わってしまった決勝。真鍋も少しは何かやってくれると思ったけれど…。色んな意味で全日本の先行きが不安。

美雪
心配そうに見つめるお姉ちゃん。

大村
で、何だか楽しそう。

東レ

去年優勝したときに、黄金時代到来?なんて書いたけれど、まさにそんな雰囲気。高校の部活動のような仲良しグループ的なチーム、そんなに嫌いじゃないです。

芝田
良いアクセントになっていたキャプテン。ミスした後に続けてトスを上げたのは中道の優しさ?そこで決める芝田もさすが。

宮田
新人賞。個人的には納得です。隣で観戦していたおばちゃん二人がお菓子ボリボリむさぼりながら可愛い可愛いと連発してました。西脇とのセンター線はリーグ内ではなかなかのものと思います。西脇、もう少しブロックを何とか。

張
ベタニアの後でどうかと思ったけれど負けず劣らずの大活躍。決勝ではサーブでも相手を崩し、最後までスパイクを打ち込んでいました。張だけに、超すごかったです。

木村
木村
木村
個人的にMVPをあげたいのは木村だったりします。去年とは違い終始余裕を持ってプレーできていたような気がする。攻撃は張のすごさが目立つけれど、木村も要所要所で確実にキル。攻守にチームの柱だった思います。勝利後のインタビューも前回は笑いを誘うようなコメントだったけれど、今回はしっかりと発言していました。成長を感じます。

濱口を中心とした東レの粘り強いレシーブは見ごたえあります。ブロックフォローにスパイクレシーブの位置取り。ミドルのブロックがいまひとつなのを考えるとすごい。久光・佐野やもっと極端な例だとパイオニア・吉田のようにリベロがコート中を動き回るのではなく、与えられたポジション・コースのボールを確実に上げているという印象でした。それも、他の選手がきっちりとそれぞれのコースを守っているのが大きいのではないかと思います。あと、木村がバックセンターでディグをするのが大きいような気がしました。高さがあり且つレシーブ力がある、アンダーもオーバーもそつなくこなせトスも安定しているレシーバーが中央にいるのでクロスやインナーのアタックを濱口が思う存分に拾えている。って、ただバックアタック打つのでバックセンターに配しているだけのような気もするけど…

大山
大山
会場が最も沸いたのは大山がワンポイントで入ったとき。去年はベンチ外で、今年もワンポイントのみの出場だったけれど、前回のやや引きつった笑顔と比べると今回の優勝の方がうれしかったのではないかと、胴上げの音頭をとっていたときの笑顔を見て感じました。来期はチームの中心で優勝を。

優勝の瞬間
優勝の瞬間
結局のところ、張と木村をはじめとする個の力で勝ち抜いた感は若干あったりしますが、戦術とか戦略とか、そういったもの以前のチーム作りの勝利かな。

初の連覇、そして男女アベック優勝。おめでとうございます。

「V・プレミアリーグ ファイナル」への2件のフィードバック

  1. 成田最高でしたが、会場のモニタで流れていた過去映像の大懸も素晴らしかったです。
    ただ、自分が見ていた間でのNO.1は佐伯でしたけど。

    kazさんのブログ、バンブー話かと思って流し読みしていたけれど、何やら面白そうな話をしているじゃないですか。全く気付かなかった。

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