今日よ、ありがとう

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紅葉の京都。早朝から動き出したおかげで、予想していたよりは混雑にも巻き込まれず。二日目の雨と疲労から哲学の道を省いたこと以外はほぼ計画通り。

写真はまた後で。

パークアンドライド

浜大津でパークアンドライド。ネットでの下調べでは、2日間利用した場合の料金がいまいちわからなかったけれど、1泊2日までは対応しているようで、条件を満たせば二日間で1000円。始発は5時10分頃だったけれど、駅員がシャッター開けるのは5時前後だったように思うので、始発で移動したい場合はシャッター開く前から待って、改札に駅員が配置されたらすぐ購入する必要がありそう。

駅周辺もそこそこ盛っているし、パークアンドライド対応のふたつの駐車場から駅まではすぐなので、利用しやすいと思う。大津ICからも近く、大都市近郊区間手前で高速1000円なので、京都市内のパークアンドライド利用するよりお得感ある気がします。三条まで30分ほどで着くので、京都中心部へもすぐにアクセス出来ました。

9h

今回利用したスリーピングポッド。ちょっと洒落たカプセルホテル。チェックインとチェックアウトの当日に限って手荷物を預かってくれるのがありがたい。チェックアウト日の預かりが何時までか確認したところ、その日のうちは大丈夫と言っていたので、23時59分までは可能というわけで、これは助かります。

場所も阪急河原町駅に近く、祇園もすぐ。夜の街を楽しむにも悪くないです。自分ももう少し夜を楽しみたかったけれど、ライトアップ見終わったのが21時半前。チェックイン時間を24時で予約していたので、祇園から四条河原町を歩きまわる正味の時間は2時間もなかったのです。ブラブラしてたら30分、1時間なんてすぐなので諦めました。

渡月橋

6時過ぎに荷物預けて阪急で嵐山へ。浜大津で購入した1日乗車券の対応外だけれど、地下鉄~嵐電と行くより早いので。まだ外は薄暗いので景色楽しめないかと思ったけれど、徐々に明るくなってきたので安心。6時40分頃には阪急嵐山。渡月橋渡って天龍寺の早朝拝観へ向かう。嵐電嵐山駅側から渡月橋の背景に嵐山という定番写真撮るのすっかり忘れてしまった。反対側からと橋の上からは撮ったけれど、橋渡った時点で7時をまわったくらい。帰りにと思ったのがダメですね。

天龍寺

前回天龍寺行ったときは時間前から開いていたので、今回もそれを期待して。早朝拝観は7時30分からとなっているけれど、7時過ぎには庭園に入れたのではないかな?ここの庭園はなかなかの美しさです。早い時間で人もまだ多くなかったけれど、それでも嵐電嵐山のほぼ駅前で、早朝拝観以外でも周辺の寺より早い時間から拝観出来るので、嵐山で一番最初に訪れる場所として選択する人も多いはず。帰りに曹源池通り過ぎたときは、池の周りを囲むほどの人の多さになっていました。

北門から出ようと思ったら、北門はまだ開門前。勝手に開けて出て行く人がいたけれど、門が開いたら当然入ってくる人もチラホラ。入ってきたところで受付に人はいないし。

竹林

天龍寺の北側、野宮神社のあたりの竹林の道は雰囲気があります。常寂光寺の開門時間をチェックしていなかったので、もう少しこの辺ゆっくり歩いていけば良かったかもしれません。

常寂光寺

到着したのが8時20分頃。9時開門だと知らなかったため、少し待つことに。既に数十人ほどの人が並んで待っていました。

ここも少し早めに開門。広い敷地ではないけれど、散り紅葉の美しさではここが一番だったと思います。真っ赤な紅葉が計算された様に散っている様子は非常に美しい。

二尊院

紅葉の馬場からはじまり、各所きれいに染まっていて見頃でした。庭好きな自分にとって、天龍寺、常寂光寺が良すぎたために少しかすんでしまいます。

祇王寺

前回行って気に入った場所。紅葉の季節でなくても、普通にいいです。苔の上に散る紅葉、とても雰囲気あります。

前回は、自分含めて5組ほどの人しかいなかったけれど、今回は狭い場所にそこそこの人がいました。そして、なんと庭に白い猫が。散り紅葉の中でうとうととしておりました。

滝口寺

祇王寺のすぐ横にあるひっそりとしたお寺。こちらも雰囲気あります。祇王寺よりさらにひっそりとした感じ。数組ほどの人しかいませんでした。見頃時期なら祇王寺のついでに拝観するのもいいかと思います。

宝筐院

撮影に厳しいことで有名?な宝筐院です。見頃にはもう少しという情報だったけれど、隣にある清凉寺と比べて惹き付けられたのがこっち。まだまだ赤くなりそうな感じではあったけれど、十分見ごたえありました。美しいです。

入ってすぐのところで、いきなり話しかけられてびっくり。「転んでカメラ壊しちゃったんです。」と一人の女性。その場は二言三言話した程度でスルーしたけれど、少し気になって後に声をかけてみた。旅先での出会いも良いものです。なんやかんやで、一緒に天龍寺まで歩く。

仁和寺

世界遺産の仁和寺。前回、全くその存在を知らなかったので今回は紅葉云々抜きにでもと思って行きました。紅葉もきれいに色づきなかなか良いです。このエリア、仁和寺・龍安寺・金閣寺と世界遺産が続いてあります。金閣寺や龍安寺に比べると人も少ないような気がします。秋の特別公開の霊宝館はスルーしたけれど、さすが世界遺産。

龍安寺

石庭で有名な龍安寺。個人的にシンプルすぎて好みでなかったりします。人が多いというのもあるかもしれないけれど、それでも外せません。長時間ゆっくり眺めていてこその、石庭なのだと思いますが、自分は忙しなく各所回ってしまうのでダメなのですね。

まだ青い葉がありましたが、全体的に綺麗です。特に鏡容池の周りは赤く染まり、池に映る様子は良かったです。

金閣寺

ピッカピカの金閣寺。このエリアでは最も込んでいたスポットで、龍安寺を過ぎたあたりから道もかなり込みだし、金閣寺手前は渋滞。中に入っても、受付で混雑、さらに金閣寺を正面から眺められる場所は激込みです。しかし、傾きだした陽に輝く金閣寺は眩しく、赤い紅葉と金の輝きのコントラストは最高です。

前回同様、金閣寺手前でなか卯の誘惑に惑わされながら、おむらはうすのオムライスを食す。

金閣寺からは永観堂のライトアップ目指してバス移動。

永観堂

乗ったバスの系統で停まる最寄りのバス停まで行く予定だったけれど、銀閣寺道を過ぎてから渋滞で進まないので、降りて徒歩で。18時頃には到着。

着いたときにはもの凄い行列。三重四重にも折れて続く人の列。夜のライトアップは600円ですが、秋の拝観料は1000円。他と比べても突出して高い料金設定ですが、それも吹き飛ぶような紅葉の見事さ。さすがモミジの永観堂。

青蓮院門跡

是非見ておきたかったここのライトアップ、期待を裏切らなかったです。青い光の演出は、他の場所のライトアップと趣が異なり、とてもいいです。庭園では天に突き刺す青光をバックにライトアップされた庭が美しく、また竹林もきれいに照らされています。RAW撮影するの忘れていたのが非常に心残りだけれど、そこそこ綺麗に写真も撮れたし良かった。

20時頃到着し、出たのが21時半前。ゆっくり楽しめました。これで、1日目が終わり。計画通りに全て堪能することができました。

京都、ありがとう。

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