読書嫌い

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読書嫌い。読書好きな人をある意味尊敬し、羨ましく思う。これまでに自分が買った本(漫画や雑誌や詩集は除く)は片手で足りるほど。そのほとんど全てを、最後まで読み切っていない。自分で選んで買ったはずにも関わらず、である。

読書嫌い。何となく、人生の楽しみのひとつを知らずに過ごしてきたようで損した気分だけれど、嫌いなものは仕方がない。本ではなく、気軽なTVやネットに時間を費やしてしまう。バカだ脳だ品格だIQだ、何たらだのと、流行りの本くらい読みたいと思うことはあっても、本屋でそれらの本を手にしたこともない。

読書嫌い。だから、と言う訳でもないけれど、少しくらい活字に触れなくちゃと思い、新聞だけは、スポーツ欄のみであろうと、テレビ欄の番組紹介のみであろうと、読むようにしている。本を読まないから知識も薄いような気になるし、少しでも補えたらと思いつつ。

読書嫌い。そうなった理由は、国語の授業と読書感想文。読書を強制させられ、感想文を書かされて、それを評価対象にされる。作者や主人公の心情を答えなさいとか、もう…。文系な人(こういう括りもどうかと思うが)が良く言う、「国語は答えがひとつじゃないから…」も、暗に求められる答えは決まっているわけで。読み手が自由に解釈するから楽しいのだと思うし、読んだ時期によって感想が変わるから面白いのだと思うけれど。それを許すような教育は受けた記憶はない。否、いろんな解釈があるあから国語は楽しいのだと、言っていた教師もいたような気がする。でも、テストじゃ点数付けられてしまうのだけど。

そんなわけで、10年前、何となくタイトルに惹かれて購入した本を、今更ながら読んでみようと読み始めたところ。以前は第一章すら読み終えてないんじゃないかな?どんな本かもわからずに買ったけれど、調べてみたらその年のベストセラーランキングベスト10に入っていた。と言うことは、それなりに楽しめそうだ。それでも今回も読み切れるかどうかはわからない。何せ読書嫌い。

で、これからの自分は知的に、「趣味は読書です。」と言えるような大人に近づけたらいいな。せめて秋は「読書の」と言えるくらいを目標に。

読書好きな人、おすすめ本は何?

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