目覚めは7時。美保関で夜明けという予定はこの時点で消えた。ゆっくり準備をして8時前に出発。由志園はやめて、美保関へ向かうことに。
9時頃美保神社。ちょうどいい時間帯に到着して、巫女さんのダンスも見られた。
昼食の候補にしていた店が、どうも日曜定休のようだ。境港で適当に食べようと、境港へ向かう。
まずは境港水産物直売センター。ここで親へのどぐろとカレイ・イカ、そして頼まれていたアゴだしを購入。のどぐろ買ったおかげでかなりの金額になってしまった。美保関でもパラパラと雨が怪しい感じだったが、市場に着いてから外は土砂降り。
せっかくなので海鮮丼的なものをお昼に食べようと色々探していたけれど、どこも人が並ぶくらい混んでいる。諦めて回転寿司でお昼、が結局回転寿司も数組の待ちがあった。
遅めのお昼を食べて、鳥取へ向かう。島根県内がストレスなくとても快適に運転できた一方で、米子に入って、弓ヶ浜、皆生温泉と車はかなりの混雑。しかも少しずつ荒い運転も目立ってくる。そのため夕日の鳥取砂丘にはギリギリの時間になってしまい、途中寄り道もできず山陰道で一気に鳥取市へ。
黄昏の砂丘。やはりここも曇りがちで綺麗な夕日とはいかず残念。
砂丘が真っ暗になってきたので砂の美術館を見学して、宿へ向かう。
鳥取の夜はあまり下調べもしていなかったけど、とりあえず適当に目星をつけていた店へ入った。が、最悪だったな。いくらいい酒といい肴を出してくれても、ここでは旨い酒を飲めない。そんなご主人だった。客がではなく、常連やお友達と「店主自ら」が美味しく酒を飲む。そんな店だったので、つきだしと注文してしまった一杯だけ飲んで店を出る。「いらっしゃいませ」の言葉はなかったが、お会計後の「ありがとうございましたっ」の威勢のいいこと。早く帰って欲しかったんだな。きっと。
そのあと口直しに適当に居酒屋に入り、スナックへ。どちらも可もなく不可もなくって感じ。そんなわけで、鳥取市の印象は最悪になってしまい、出雲・松江と違ってまた行きたい気持ちにはなれない。訪れたお店の雰囲気もそうだし、車の運転等々もそうだが、全体的に島根の方が心地よかった。