5月2日。二日目は八甲田のドライブから始まる。標高はそんなに高くないのに、道路の脇は雪の壁。雪解け水が道路へ流れてくる。
酸ヶ湯温泉
8時前出て、二日目の目的地奥入瀬渓流へ。9時前に子ノ口駅、バスの時刻は9時26分、それまで適当に時間をつぶしバスに乗り込む。この後、まさかの事態が起こることも知らずに。
奥入瀬渓流
バスの案内は女性の声の音声ガイド。渓流を下りながら、見所付近では右を見て左を見てと丁寧な解説が流れていた。車にコンパクトフラッシュ忘れてきたので、前日に撮った不要な写真を削除しながら、目的のバス停「焼山」を目指す。が、ものの見事に目的のバス停の音声ガイドだけすっとばされた。運転手も気が付かなかったらしく、他の客が慌てて降りた後に一言、ここは「焼山」ですと、津軽なまりの声で案内。女性の声と、運賃表の横のバス停名しか気にしていなかった自分が状況を理解したのはバスが動き出してから。
次のバス停で降車ブザーを鳴らし、運転手に事情を説明したら、津軽なまりで「ちゃんと案内したじゃん」と逆ギレされた。バス停表示のやつ切り替わってなかったし、女性の案内もなかったしと言い返し、元のバス停に戻ってはくれたけれど、だいたい何しゃべているか聞き取りづらい東北なまりで早口にしゃべられても…。
何とか大きな時間ロスもなく奥入瀬渓流散策は開始。
ここもまだ冬の終わり春の始まり。新緑の季節にはまだまだ早かったようです。それでも苔のおかげで、ミニ白神や十二湖あたりよりは見栄えはしたかな。
およそ14km、時間にして4時間半。ようやく十和田湖が見えてきた。
カップルに写真撮影頼まれて、終点。岡崎海岸での中年夫婦に続き二組目。コンデジは使い辛いのだけど、いい写真撮れているといいな。
十和田湖
紅葉の中禅寺湖を去年見たあとなので、新緑前の十和田湖は絶景とはいかなかったかな。
個人的には休屋のような観光スポットはいまいちで、紅葉や新緑の季節にビューポイントから眺めていた方が良さそうな気がする。これだけの景観がありながら、銅像が観光スポットじゃつまらないと思う。あと、駐車場有料というもの×。
16時半前に十和田湖・休屋を出発し、この旅最終にして最大の目的地弘前へ。