メダルならずとか

もう終わってしまいました。格下であろう韓国・タイ・ドミニカに勝ってメダル。なんていう目論見も外れてしまったようです。残念でした、この組合せを仕組んだ方々。栗原の離脱があったとはいえ、ちょっとな結果。

荒木がだいぶ調子を取り戻してきたり、山口が使い方によっては効果的に使えることがわかったりと、まあ新たなものも得たわけだけど。木村が崩れたらどうにもならない状態とか、リズムを変える選手(セッター)交代ができないとか、多分課題は変わらず残ったままなのかと。ドミニカ戦のように佐野の調子が悪かったら総崩れ。イタリア戦は、ブロックでピョンピョン飛び跳ねる場面が目立ったし、ミドルが跳ねるのは見慣れた光景だからいいとしても、サイドの坂下までピョンピョン飛び跳ねてバックアタックにブロック飛べなかった場面とかもあったり。すっかりリードブロックはやめてしまった様子。実況も解説もあまり叫ばなかった大会だったしね。

セッターがファーストタッチした際のセンターのトスについては丁寧に上げている印象だけれど、高橋なんかのソレと比べてしまえば物足りない。システムとして徹底していけばいいとは思うが。やっぱりリベロのオーバーでのトスがなあ。トス上げられないならもっと積極的にコート中のチャンスボール拾いにいってもいいのだろうけど、竹下に譲っちゃ…。ブロックフォローとかの反応の良さなどは感心するけれど、ほとんどのサーブが木村を狙ってくる状況のなかで、レセプション型リベロの存在感が。あと気になったところ、コンビがしっかり合わなかったときに、荒木が頭下げて竹下に必死に謝っていた。そんな恐縮するような存在なのかな?

女子のグラチャンが終わって、会場で生観戦するのとTV観戦で印象がちょっと変わった選手も。石田って実はパワーアタッカー?去年観たときはスパイク上手いなと思ったけれど、TVで見る限り思い切り良く打っていて気持ちいい。でも簡単に拾われてしまう。記録を全く見ていないので勘違いかもしれないけれど、山口のサーブレシーブは案外安定している?シーガルズがレシーブグダグダだから、そこまでいい印象じゃなかった。あと、河本先生の目がないおかげかのびのび楽しそうなプレー。でも久光も岡山も今シーズンはあまり観戦できそうにないのが残念です。

もうひとつ発見。JTのCM、位田のほんわかさがなんとも。「コートの6人がつながないと点にならない」の“点”のところで竹下(テン)が映るのは狙いでしょうか?

「ボールをつなぐってことは心をつなぐ」

さて、来週はグラチャン男子。どうなるのでしょうか。

グラチャン ブラジル戦

序盤からすっかり眠りモードで、はっきり言ってあまり覚えていない。何やら割りと盛り上がったっぽい試合だったみたいだけど。

第一セット、序盤の荒木のBクイック(かな?)、あれは良かった。この日の荒木の調子の良さは、あの一本があったからこそ、と思う。山口、ブラジル相手に奮闘した印象。シーガルズのバレーは世界に通用しないかもしれないけれど、シーガルズの選手は、少なくとも日本レベルなら世界に通用するね。何気にレシーブもきっちり返してるみたいだし。

とりあえずはっきり記憶に残っているのは、冨永がブロックに跳んでいたこと、荒木と竹下が衝突したこと、竹下がなぜかレフトにいて、なぜか二段トスを打たなかったこと。所属するJTでは、試合前のスパイク練習でその辺のアタッカーよりいいスパイク打っているから、あのチャンスは打ちに行って欲しかった。

あとは、坂下が連続サービスエースとかそのくらい。井上がバシッとスパイク決めたシーンをあまり見なかった気がする。「押し込んだりする方が得意なんです」とか、シーガルズの選手の方が一枚も二枚も上手な様な気もしなくもないけど、まあいいか。

とにかく今夜は眠らずに、タイの試合を見る。

グラチャン開幕

何となく盛り上がりに欠ける大会ではありますが、開幕です。舞子がケガで欠場だけれど、替わりに舞が呼ばれたり麻衣子がいたり、何かとニュースが舞い込んできたりとマイマイばかり。で、誰が出てもそんなに変わらないような気もするけれど、日テレ的には舞子にいて欲しかったのだろうな。なんて思いつつ、シーガルズの選手が活躍すると何だか楽しくなってしまう自分がいたりします。

グランプリと何か変わったかと言えば、たいして変化も進化もないと思うので、何かを上げるとすれば、井上の髪型が新しくなったくらいで。とりあえず最後の1点、石田へのトスは良かったんじゃない?決めた石田もなかなかです。

ファミマでチケット

ヌットサラとプルームジット、イタリアやブラジルのオネエサンたちを見に女子観戦も考えたけれど、東京大会は平日じゃ観に行けないし、やっぱり国際試合は男子。てことで、ガイシホールのチケットをファミマで購入しているけれど、会場Webサイトの座席表見る限りでは微妙な位置な気がする。さらに、休日ぴあ店舗に行けず、面倒になって本日ファミマで購入したV・プレミアの開幕戦も、座席表見る限り微妙な位置な気がする。

どうもファミマでチケット買うといまいちな席になるのは気のせいだろうか?サイドのエンド側とか、エンドのサイド側とか。面倒がらずに店舗購入すればいいだけなのだけれど…

WGP 閉幕

このブログ(に掲載している画像)に訪れる人の検索ワード一位が、何気「滝沢ななえ」だったりしますが、数日前まで数件ほどだった「井上香織」がななえに並ぶ勢いになってきた。ということで、餌を撒いてみる。ついでに「狩野舞子」も。

井上香織

狩野舞子

あらためて写真を見返してみると、顔アップの写真がとても少ない。ピンボケや被写体ボケがひどいのは捨ててしまうから残っていないだけかもしれないけれど、狩野舞子に関しては想像以上に何もなかった。所属する久光には、他に好みの選手が多いからかな?で、こうやって見比べると、体育館などの撮影状況の差はあれ、高倍率ズームデジカメとデジタル一眼レフの画質の差はあるのね。ノイジーなαでも、コンデジのノイズよりはマシか。な。

さて、WGP。ブラジル相手に頑張りました。以上。

真鍋監督も、選手達も、フジテレビも色々何かを試そうとしている姿勢はうかがえるので、少なくともアテネから北京までの4年間に比べると、楽しめそうな気がするスタートだったと思う。あとは、若手がひとりふたりと出てくるか。

フジテレビ的に狩野は主力だろうから外すとして、坂下・山口・谷口と、上手く選手交代が機能した部分もあって、どうせなら主力固定などせずに、毎試合毎セット選手を入れ替えてデータバレーを打ち破るやり方もありかな。ニッポンの緻密で正確な技術と組織力を持ってすればできる。かもよ。冗談だけど。

WGP 中国戦

いつも見ているブログの選評を先に読んでから録画した試合を見たので、ある程度の先入観を持っての観戦となっています。

谷口の件、竹下前衛スタート、狩野ワンブロック時のトス。ベンチワークのまずさは確かにありました。井上から庄司に替わる必要もなかった気もしなくもないし。中国のレシーブが良かったのか、日本の狙いどころが悪かったのか、いずれにしてもリードブロックのはずが、中央からのクイックにやられ、左右からの攻撃にやられ。日本のバンチはところどころバラバラに。いや、リードブロックじゃないから相手のおとりにピョンピョン飛び跳ねる場面があったのだと思う。レフトオープンに対するバンチブロックはそこそこの効果があるものの、ブロードやクイックに対しては相手攻撃につられてしまう場面も目立った。リベロ狙いのサーブも何か意図があってのことだろうと信じたいけれど、それがブロックと連携されていたかも疑問。

だから川合さんが丁寧に説明してくれています。「その攻撃はマークしないでいい」とか、「追いかけるのではなく上で待ち構えてブロックする」とか。バンチでいくのかスプレッドでいくのか、場面に応じてコミットで跳ぶ場面もあるでしょう。きっと川合さんはそういう状況がわかっているから、ブロックの仕方について解説してくれているのだと思います。一時代を築いた名ブロッカーですから、ブロックに関しては譲れないのでしょうね。

オランダ戦を見ていないので事情がわからないけれど、攻撃面は可もなく不可もなかったようにも見える。ちょっと坂下に集めすぎと思うけれど荒木らセンター線の攻撃もそこそこあったし。坂下はスーパーエースタイプではないと思うけどね。

ただ、昼過ぎの録画観戦だったにもかかわらず、途中で寝てしまったというのは、どうしたものだろう。

リードブロックとコミットブロック

2ちゃんねるより。

>>708
バンチはスプレッド(広がる)の対義語として使われるんだよね。
スプレッドブロックというシステムもあって、その対義としてバンチブロックというシステムがある。
あとは読み方がコミット(スパイカーに対してヤマを張って飛ぶ)かリード(ボールの動きを見て飛ぶ)か
というブロックのシステムの違い。
これらのブロックのシステムの考え方を列記すると、バンチリードブロックという言い方になる。

>>723
コミットとリードの解釈が逆だ。
コミットはマンツーマンで、特定の選手同士が相手の動きを見て跳ぶ。
リードは、そのものずばり相手の攻撃に先んじて読みを張ったところに束になって跳ぶ。

>>770
コミットが読みだよ

>>797
コミットで跳ぶのを読んでるのは個々の選手であってシステムではない。

リードブロックはチームがシステムとしてあらかじめ相手の攻撃を想定して跳ばないと話にならない。
だから、バンチリードブロックとは、「チームとして相手の攻撃を先読みして、束になってブロックが跳ぶ」という戦術。
ロス五輪の男子アメリカが有効活用したのが、今のスピードバレーの礎になった。
コミットで決まってるのはマークする選手だ。
選手同士が対戦相手の出方をみて跳んでる。だから、相手の攻撃を試合の流れのなかで
つぶさに観察しながら個々の選手が判断しないといけない。

バンチリードはそもそも相手の攻撃を想定して跳んでるから、「リード」になる。
この間、選手は事前の指示通りに行動する。

コトバとしてどちらが山勘か、といえば、明らかに「バンチリード」のほうなんだよ。

なんか、この辺の捉え方からして違うんだな。。。

>>876
勉強してきなよ

>>899
君がな。

コミットが山勘だったら選手は素人だって事なんだがな。
まあ、身長でバレーを語るのが主流だったらその程度の認識なんだろう。

んー。

リード(read)ブロック。先を「読む」のではなくトスを「見る」、トスを見て跳ぶから、理論上は全てのスパイクに対応できる。あとの話はブロックではなく、データバレーとかサーブ・ブロック戦術の領域な気がする。山勘でなく、ある程度のデータに基づいてコミットしたり、早くて高いクイックなど、リードブロックでは対応困難な場合にコミットする。とか。

やはり、地上波でのバレー中継で正しい解説が必要だと思う。こういうの読むと、何が何だかわからなくなってしまう。

WGP ロシア戦

今日のオランダ戦は見ていないので、今更ロシア戦。昨日書いて放置していたやつ。

ロシアの高さに、なんて選評になるのでしょうか。前監督時代から見応えある解説をしてくれるブログが増えて、そういう話は他所へ任せましょう。基本、ビール飲みながら薀蓄語る野球オヤジのようなスタンスで。

バンチブロックは、前監督時代のブロックに比べればまあまあだと思う。レシーバーのポジション取りがまずいのでしょうか?男子の荻野のように、アウトボールをレシーブしてしまうようなコート外でワンチ対応しろ、とまでは言わないけれど、それでもエンドライン付近に山なりで落ちるワンチボールの処理は何とかしてほしい。サーブはチーム戦術として何かやっている感伝わってくる。この辺も真鍋率いる久光でみかけた光景に近いだろうか。ただ、サーブ・ブロック・ディグとまだまだ単一のプレーとしてしか機能していないように見える。五輪翌年でチーム作りはこれからだろうから、これらのプレーが線になったとき、どういうチームになっているか。全日本女子で流行の戦術は、一般レベルでも比較的真似されるから、楽しみです。

バンチ“リード”と騒いでいるあとに、クイックはマークしないでいいからとか。コミットブロックなの?ブロックで横に手を振ってブロックした方がいいなんて解説していたけれど、ブロックとレシーブの連携では、基本的にしてはいけないブロックの仕方だと認識していたけれど間違いだったみたい。解説の場面は、栗原一枚ブロックだったのであれはあれでありだと思うけれど、あのブロックをバンチリードでもやるのかやらないのか。川合さんの言っていることは、ブロックの基本だし、間違いじゃないけれど、組織としてやるブロックと個人技としてのブロックをごっちゃに話しているからややこしい。せっかくの解説陣はその辺のブロックの使い分けも解説してほしいな。

竹下のトスが今ひとつ。トス回し以上に、トスの精度も悪い?バックアタックはもう少しブロードジャンプできるような位置に、Cワイドなんかのトスもバラバラに見えた。クイックで指先をかすめるのはトスが高いのだろうし、窮屈そうに押し出すのは低いのだろうし。もっとクイックを有効に使えるといいのだけど、日本のセンター戦の攻撃ってブロードばかりだからなぁ。個人的な認識だけど、あれはクイックじゃないでしょ。左右への平行と基本的に変わらない。もっとA・Bクイックを増やした方がいいような気もする。他の国に比べて日本のレセプション成功率は高いし、アタッカーの能力も、二段をドカンと打ち抜くアタッカーはいないが、それなりの選手が揃っているはずなのに、なかなか決めきれない。アタッカーのこの辺が竹下の限界なのかな。

庄司、良かったと思う。もっと評価されていい選手だと思うけれど、なかかな活躍できないでいるから頑張ってほしい。ただ、ダイレクトボールの処理は、ちょっといまいち。山口、相手が慣れ?てきてからはなかなか厳しそうだったけれど、楽しめたからいいや。思い切り笑顔だったのが、シーガルズでの笑みを押し殺したようなニヤニヤと違い面白かった。岡野にしても、山口にしても、最終的に残るべき選手ではないだろうから、今のうちに楽しく見ておきたい。

全敗街道まっしぐらですが、こんなもんでしょ。

って、オランダ戦は勝ったみたいですね。

WGP 決勝ラウンド開幕

ドイツの監督なかなかいい味出してます。

2期目の柳本監督時代の出だしと比べると、まだまだ楽しめて見ていますが、それでもスピードバレーとかバンチリードとか騒いでいるのを、冷ややかにも見ていたりしています。木村・栗原・狩野が加わるバンチブロック(あえてリードは加えない)は、思いのほか綺麗に揃っているように思う。

せっかくのバンチブロックでとったワンタッチボールを、もう少し上手く処理できるようにならないものだろうか。結局のところ、まだまだ個人技だけで処理している感じ。ドイツの方がその辺組織としてしっかりしているのかな。

と書いている途中でロシア戦が始まっている。昨日の石田に替わって山口がメンバー登録。で、シーガルズコンビ素敵。

ファイナルのついでに

新宿

朝の新宿。
都庁

時間が少しあったので新宿御苑突っ切って千駄ヶ谷へ。開苑まで15分ほどまったけれど…
新宿御苑
新宿御苑
新宿御苑
新宿御苑
新宿御苑
新宿御苑
新宿御苑

帰りのバス出発前に。
ビックカメラ
ヨドバシカメラ

新生全日本

登録メンバーが発表されたみたい。岡山の3人はちょっと見物。岡野のネット際ハイボールの処理の仕方がツボだったりします。スタンディングでトスすることも多いので、もう少しジャンプトス多用すれば案外面白いんじゃない?山口はWSでの登録。森とのセンター線を国際試合で見たい気もする。3人とも岡山では見せない笑顔を、全日本では見せてくれるのでしょうか。

セッターは富永を見たことないので良くわからないけれど、竹下・横山・河合辺りはまあ無難かな。真鍋監督で橋本も期待したけれど、まだそのレベルではないみたい。中道が選ばれなかっただけでも、とりあえずはマル。

ウィングスパイカー、期待したいのは有田・坂下。坂下、人気は出ないんだろうなぁ。谷口は若手の良き見本に?竹下と組ませて早い攻撃を見せたりするのかな。石田は開幕戦で見たときに良い選手と思ったけれど、通用するのでしょうか。最終的には大山、木村、有田あたりが中心になって欲しいのが個人的な理想です。で、誰がレシーブ要員になるのだろう?

ミドル、内藤は面白いかも。松崎は意外だったけれど、井上・庄司はアリかと。庄司、リーグでいまひとつっぽい印象だったし、柳本の下で不遇な扱いを受けてしまったけれど、期待したいな。岩坂は手を振り回して走ってる印象しかないのだけど。あまり好きなタイプの選手ではなかったりします。まあ、石川とともに若手のどちらかは最後まで残って欲しいとは思います。とりあえず杉山を残してくるのかと思ったけれど、スパッと切ってきました。荒木以外計算できなさそうですが、その荒木も海外でどうなっているのか。

リベロはなかなか良い感じかも。井上入ってきました。ただ、レシーブ偏重の世間の目の中で、リーグ戦でのレシーブ返球率の低さがどう出るか。自分がみた試合ではそんなに崩されてる印象はなかったけれど、数字に潰されてしまうのだけはやめて欲しい。佐野はサポート役、井野・濱口らがまずは中心で。井上はしっかりと実力をつけて、全日本を引っ張るリベロに育って欲しいですね。あのトスは現時点で他のリベロにない強力な武器だと思うので。

で、気持ちは男子のワールドリーグだけど、男子のメンバーには全く興味ない。だって、誰が入っても同じバレーするんでしょ?植田さん。個に依存している女子とそうでない男子。そう思っているので。違ったら怒るよ。

体育会系

朝、新宿のバスターミナル付近で一人の若い男性をスーツを着た数人の男性が取り囲み、その中心にいた一人が凄い睨みをきかせて怒鳴りつけている。朝っぱらから何やってんだかと素通りしようとしたら、どうやら様子が違うようだ。多分、新人教育とか何かでこれから一緒に仕事をしていくうえで気合を入れていたのだろう。新人君は「ハイっ!ハイっ!」とキレのある返事をし、先輩は「やれるのかっ!」的な言葉を連発してる。まさに体育会系。周りを見ると他にも幾つかの班があって、それぞれで新人君たちを取り囲みミーティングをしている。

今まで体育会系な組織に恵まれなかった自分にとって、とても異様な世界。あーやだ。コレが本音。そもそも先輩や上司の何がそんなに偉いのだ?と捻くれた考えをしてしまう。中学も高校の部活も、先輩をニックネームで呼べるような軟弱な組織だったし、社会に出てからもなあなあな雰囲気のところばかりだし。まあ、そんな感じの方が気楽でいいよ。

新宿駅前で怒鳴られてた若人よ、頑張って働いておくれ!!ニッポンの未来のために。

ワールドグランプリ~伊・中・伯

ブラジル戦は録画を途中までしか観てないので、また後で続きを観ます。

3戦で最も印象に残ったのは、イタリア戦勝利後の栗原の笑顔。お高くとまってるのか理想が高いのか、エースと呼ばれることにムッとするような表情すら浮かべるクールな彼女が、珍しく笑っていたのが印象的。OQT、WGPと徐々に調子が上がってきている感じです。このまま北京も活躍してくれたら、エースと呼んであげます。

試合によって多少の波はあるけれど、アタッカーの調子は良さそう。栗原が調子を上げ、木村が安定し、高橋が普通に頑張ってくれれば、そこそこやってくれる期待が持てます。イタリア戦のようにレシーブがキッチリ返ったときの攻撃力は、世界の上位国にも十分に通用することが確認できたし、上位国に勝利する確率は男子よりまだまだ女子の方が高そうです。

ボーっと観ていて何となくアレ?っと感じていたけれど、他ブログを見て特定ローテで栗原がレセプションに参加していると知りました。普通のサーブはちゃんと返すだけの技量は持ってる選手なはずなので、栗原のレシーブが計算できるようになれば色んなオプションが増えてきそう。とりあえずは木村が後衛時、バックアタックに専念するためだったようです。詳しい選評や感想は他ブログが色々書いてるので、自分はそれらを眺めて、「なるほどぉ~」と唸るだけ。

個人賞

全日本女子チームは6位で今大会を終え、栗原恵選手がベスト・スコアラー賞とベスト・サーバー賞を受賞。竹下佳江選手はベスト・セッター賞を、佐野優子選手はベスト・リベロ賞を獲得しました。
トピックス :日本バレーボール協会 – 「FIVBワールドグランプリ2008」閉幕

これだけ個人賞を日本選手が獲っていながら、勝てないチームっていったい。数字に表れないさまざまな部分がとっても重要なんですね。

ワールドグランプリ~ファイナル

マカオラウンドをドミニカ戦しか見てないし、何だか盛り上がりません。

荒木がだいぶ調子を戻してきているように思います。一方、集大成とか言う割りにミスが目立つ杉山。今日は途中で多治見に交代させられてしまいました。アタッカーは割りと高い決定率を残しているけれど、レセプションがいまひとつ。昨日今日と高橋が狙われています。今日は櫻井を使ったりと動きのあった采配だったけれど、昨日は何の策もなく。

なんとなく日本の勝てる可能性が高い順に対戦していくように思えるけれど、決勝ラウンド全敗がいよいよ現実味身を帯びてきました。残り3戦、少しでも北京に期待を持てる試合をお願いします。