ドラゴンズ日本一

落合さん,もう少し楽しませてよぉ。

8回までパーフェクトの山井に替えての岩瀬登板。定石どおりと言えばそうだし,鉄板というか磐石な交代なんだろうけど。歴史的瞬間を目前にして肩透かし食らった感じ。パーフェクトと日本一のプレッシャーの中で危なげなく抑える岩瀬もさすがだけど,勝負に徹する落合・ドラゴンズもさすが。

贔屓にしているカープは別格として,セ・パ両リーグの中でも最も好きなチームのひとつが“落合”ドラゴンズ。久しぶりにニヤニヤしながら観戦を楽しめるチームは,今は中日くらいしかいなんじゃないかな。卒のない攻撃に鉄壁の守備,特に荒木・井端の二遊間コンビは最高と思う。ただ,ここ数年は日本ハムやロッテをはじめとするパ・リーグの方がセ・リーグより断然面白いと感じる。クライマックスシリーズ最終戦のダルビッシュと成瀬の投げ合いなんて,成瀬が打ち込まれてしまったものの,虚塵・中日戦よりはるかに楽しめそうな試合だったと思う。にも関わらず,セ・リーグの方が視聴率よかったと言うから,なんとも。

とか言いつつ,本当にプロ野球って観なくなった。でも,今日のようなドキドキする試合ばかりだったら楽しいな。

さあ,これからはバレーボールモードに突入。ワールドカップバレー明日開幕。録画するためのHDDの容量が心配……

前田・2000本安打

今季はめっきり野球を見なくなった。野球中継自体減った気がするし、放送していても巨人戦だったら、まず観ない。楽天・田中の試合は何度か観たけれど、甲子園も含めて、ここまで野球を見なくなったのは初めてかもしれない。

落合・イチローをして「天才」と言わしめた男・前田智徳。「ケガさえなければ」という言葉が、どうしても付きまとう。走・攻・守全てを兼ね備えていた「天才」は、度重なるケガに悩まされた。それでも、ケガと戦いながら3割を超える打率を残してきた。

9月1日。8回2死満塁の第5打席、仲間が繋いでお膳立てをしてくれた中での2000本達成。織田裕二ばかり見てて、ニュースもろくに見ていないけれど、きっと感動的な瞬間だったんだろうな。今季はカープも前田自身も振るわない成績の中、責任を背負ってのインタビューで男泣き。

前田の様な選手がいるからカープが好きと言っても過言ではない。これからも、まだまだチームを引っ張っていってほしい。2000本、おめでとう。