動画エンコードに挑戦なんて書いて以降、HDDに余裕があるし、時間がすごくかかるし、DVDにそのまま焼いた方が幸せだとか言う言葉も見かけるし。で、そのまま放置状態だったんですが、バレーの放送が多くて、たくさん録り貯めていたらHDDの残り容量が結構ヤバイ感じになってきたので、再挑戦。
準備
キャプチャソフト
ふぬああとか調べてみたけど自分にはまだまだ敷居が高いので、素直にボード付属のmAgicTVで。録画の画質は最高画質を選択し、平均ビットレートを6.0Mbpsから9.0Mbps、最高ビットレートを15Mbpsに変更。デフォルトの設定がVBRになっていたからそのままだけど、CBRの方がいいと書いてあったところも。CBRでビットレートを15Mbpsにした方がいいかな?
コーデック
WMVやDivXが有名だけど、エンコ速度と画質などバランスが良さそうなXvidを採用。PHANTASIA.NETから、Xvidの本体と日本語化バッチをダウンロード。Xvidのバイナリ配布元は色々あるらしいけれど、インストーラー付きのKoepi’s版が初心者にはわかりやすそうなのでこれをインストール。
設定はこの辺を参考に。
色々試すの面倒なので、だいたいこんな感じで設定。

Target quantizer は3~5位で試行錯誤してます。ただこれだと、キャプチャした元のMPEG-2のせいか、動きの多いバレーの動画のせいか、サイズがあまり縮まない。画質もぼやけた感じになったりすることがあるので、時間があるときは2passと併用していこうかと。
エンコーダー
他のソフトも試してみたけど、一番馴染んだので定番のAviUtlを使用。AviUtlのプラグインから必要そうなプラグインを入手。AviUtlではMPEG2が読み込めないようなので、MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inが必須。フィルタ類は個人的に標準のもので十分そう。実写(スポーツ)をエンコードするときにはフィルタはあまり使わず、インタレースも保持する?と書かれてるところが多い感じ。(と言っても、実写ものをエンコする情報はかなり少ないけど。)でも、PCでしか視るつもりはないのでインタレースは解除する方向で、設定は自動に。後はクリッピングで左右8ずつ削って(8ずつの理由はよくわからないけど)リサイズで640×480に。画質はもちろん重要だけど、エンコ速度とサイズも重視で色々試しながらエンコードしてます。
いざエンコ
GV-MVP/RX3付属のmAgicPlayerで何故かCMカットができなくなってしまったので、AviUtlで編集して出力って流れに。まずはキャプチャしたMPEG-2ファイルを読み込んで、CMや不要部分の削除。フィルタは適当に、まずクリッピングで上下左右にある黒い部分をカット、サイズ変更を640×480、インタレース解除を自動に。フィルタたくさん使うとエンコードの時間に影響が出てくるし、実写動画はあまり弄る必要もないようなので、使うのははノイズ除去(時間軸)くらいノイズ除去なしでお試し中。
準備ができたら、WAV出力して音声だけ別に。できたWAVファイルを午後のこ~だでMP3(AVI用)に変換するか、Sound Player LilithでOgg(OGM)に変換。音質はあまり気にしないので、MP3ならビットレート96kbps、Oggは品質ベースで64kbpsにしてます。
次にAVI出力。ここでは音声無しにしてエンコードです。自分の環境では、1時間番組なら1時間半くらいかかるかな?ま、寝る前か出掛ける前にバッチ処理して、終了後シャットダウンさせることがほとんどなので長時間でも気にしない気にしない。
エンコが終わったら無音のaviファイルを再生して一応確認。なかなか満足とはいかないけど、ある程度妥協できる画質だったらVirtualDubMod(日本語化パッチ配布サイト:non existent)でAVIとMP3かOggを結合。これで完成。
これだけ手間がかかるから、DVDに焼いた方がいいと言うのも頷けます。