ワールドカップバレー男子~日本×ロシア

今さらだけど、代々木体育館で観戦したときの写真。

LightroomをAmazonでポチってしまったので、試し現像してみました。とりあえず日本の選手のみ。

鈴木

石島

福澤

清水

フライングレシーブ

田辺

田辺

阿部・山村

八子

宇佐美・山村・米山

ピントが合っていないけれど、珍しい清水の時間差。
清水の時間差

清水

植田監督・石島

W杯・男子~ブルとブラ

昨日(12月1日)はトーキョーへ泊まりで忘年会してきたので,先ほど立て続けにブルガリア戦とブラジル戦を観ました。前日のアメリカ戦もいい戦いが出来ていたけれど,瞬殺されておかしくない相手になかなかの好試合。

ブルガリア戦

1セット目,山本の連続ブロックで一気に波に乗ると,あれよあれよとセットを奪ってしまう。詳しい解説が2007ワールドカップ第4ラウンド東京大会を観戦して|排球参謀|スポーツナビ+にあるので,こちらを見た方がいいかも。

ローテーションやマッチアップの妙。まだまだわからない世界だけど,この辺がわかってくるとおもしろいんだろうな。

ブラジル戦

ブラジルにとっては,まさかのストレート負けで始まり,日本にまさかセットを奪われるという試合で幕を閉じた。それでも優勝という結果を残すのだから,すごいとしか言い様がない。

日本にとっては,2点リードでのマッチポイントからのまさかの逆転負けで始まり,世界王者からまさかの1セット奪取,そして4セット目,まさかの7-2という大差のリードからまさかのミス発覚。それでも,そこから何とか立て直し,締めた試合にしてくれました。

4セット目の件についてはいろんな人がたくさんと意見を書き込んでるんだろうな。「たられば」を言ってはいけないけれど,かなりの確率であのセットを奪えただろう勢いだっただけに,あの場面でのミス発覚が悔やまれます。

ブラジルの動きはあまりよくなかったようには思う。特にジバはパイプ以外サーブもレセプションもスパイクもいまいちだった。ブラジルのバレーって言ったら2段トスも高速なのが持ち味なのにアンダーで上げてたし,サーブミスに対しても「こんなにサーブ悪かったかな?」みたいな事を解説のどちらかがいっていたけれど,初戦もこんな雰囲気が少しあったな。

それ以上に日本の動きはよかった。ただこれで,世界王者ブラジルを苦しめた全日本なんていうフラグが立って,「終わりよければ…」ではないけれど,これまでの不甲斐ない戦いを帳消しにしてはいけないと思う。チュニジア戦のような敗戦やオーストラリア戦の惨敗は,最終予選にも響く内容なだけに,北京に向けて今日のような雰囲気での戦いを続けていけるよう,更にチームを高めていってほしい。この大会は12カ国中9位という成績で終わった日本。大会前の世界ランキングも10位だけれど,決して世界で10番目に強いわけじゃないんだよね。世界にはランキングが低くても日本より強い国が,ヨーロッパ中心にたくさんあるようです。ブラジルやロシアのように,決して勝てない相手ではないから,取りこぼしないように,頑張れニッポン。

うるさい

ブルガリア・ブラジルからセットを奪うような試合だったからだけど,声裏返してまで実況してくれてとてもうるさかったです。興奮してもはや実況じゃなくなってる。

すぽると

何このショボイ扱い。オイラの益子たんは?

新人賞

ばれにゅ☆どっとねっと: ワールドカップバレーボール2007/男子最終ラウンド最終日見て知った。新人賞・石島。

ワールドカップにも新人賞なんてあるんだ。

W杯・男子~東京ラウンド

止まったシベリア超特急

無敗街道突っ走ってたロシアがブルガリアにフルセットの末敗れた模様。チェックしてるブログなどで,「すごい試合」などと書かれていたりして,TV観戦できない環境を羨む。予選でスペインに不覚を取ったりするので,それなりに弱みもあるんだろうけど,ブルガリアの強さはホンモノかな。地上波も日本戦なんて流さずに,最終ラウンドはロシア絡みの試合を放送してほしいよね。

一方,ロシア・ブルガリアとともに熾烈なメダル争いをしているブラジル・アメリカは難なく勝利。ロシアの敗戦でブラジルが首位に。

日本対アメリカ

2セット目の競り合いがアメリカにどう響くか。越川,山本がそれぞれ持ち味を発揮し,サーブで狙われてた石島はスパイク決定率こそ低かったけれど,レセプションは合格点な返球率。いいプレーはところどころあるんだけどね。

監督はどういうチームにしたいのだろうか。昔の方が明確なビジョンがあったように思える。今更荻野はないでしょ?てか,2試合目の韓国戦以降,越川引っ込めて荻野の出場機会が多すぎる。仮に荻野で北京行きを決めたとして,本番の北京は?それ以降は?

もうこの大会での北京行きは無いのだから,最終予選へ向けてチームとしての形と経験を積まなければいけない気がする。サイドは石島・越川が確定で,あとはオポはどうするのか。山本の復調は大きいけれど,若い清水をもう少し試すのか。山本に今日の試合のような活躍がコンスタントに出来る目処がたてば,清水に経験を積ませた方がいいと思う。セッターもいい加減宇佐美でもう少し粘ろうよ。どうも女子の監督と同じで,日本開催の注目の国際大会では監督の冷静な判断が欠けてるような気がする。

とにかく,個人的には石島・越川の両翼が機能しないと勝てないチームだと思っている。某ちゃんねるあたりでは越川への批判が多いけれど,地元岡工出身という贔屓目はあるけれど,残り2試合は石島・越川でのスタートで,できるだけ粘ってほしい。越川も今日のアメリカ戦は(というかW杯全体を通してそれなりに)いい動きをしているのだから,多少レセプションが弱くても使っていくべきだと思う。

世界レベル鑑賞とか言いながら,やっぱり日本目線で観てしまう。まあ,そんなもんさ。

全日本男子,お疲れ様でした

レベルの高いワールドカップバレーでの激戦,お疲れ様でした。各大陸予選を勝ち抜いてきた強豪相手に,3勝は立派?だったと思います。言いたいことはたくさんありますが,最終予選までとっておきます。次のラウンドは瞬殺されるのが必至な対戦相手ばかりですので,いい試合さえも望みません。日本としてのいい形を見つけ,次へと繋げられればいいのだと思います。

自分は,全日本応援モードから世界のトップレベル鑑賞モードへ切り替える予定です。松本で観た強豪3チーム。規格外な高さのカジさん擁するブルガリア,組織力と個々の能力の高さで世界のトップ復活を目指すアメリカ,そして世界最高峰のバレーを展開するブラジル。無敗街道を突っ走ってるロシアも,日本同様この3チームとの対戦が残っています。熾烈なメダル争いがかかっている中,雪の降った松本での開幕戦とは一段も上のパフォーマンスが見られることかと期待しています。

スペイン戦の負け?もうどうでもいいんじゃね?とにかく韓国・オーストラリアに確実に勝てる力をつけてください。

北京切符が危ない?

まだ期待の方が大きいけれど,何気に北京危ないかもと思い始めてきた。W杯での出場じゃなくて最終予選での話ね。今大会で北京行きなんて,フジのアナウンサーじゃないんだから,初めから捨ててます。いや,フジのアナウンサーだって本当は無理だとわかっているけど,仕事だから煽ってるだけなんだろうけど。

徹底的にサーブを狙われてたとか強烈なサーブを打ち込まれたというわけでもないし,攻撃もコンビが使えない状況だったわけでもない。あれだけセンター線が機能して,勝てないのも不思議。(逆に相手にもセンター戦を有効に使われてたりしたけれど。)スタッツ見た感じだと,レセプションの差が大きい。サーブも結果だけ見ると日本は弱いサーブなのにミスが多いということかな。負けないためにはレセプションが,勝つためにはサーブが最低条件なんだろうけど,どちらもダメだと勝てないだけでなく,つまらない試合になるんだね。

まんまとプエルトリコの戦術にはまってしまったわけだ。それと小林敦さんの言っている通りとすると,今日はソトの存在にやられたのでしょうか。ただ今日のプエルトリコがアメリカに勝ったチームとは思えなかったし,ソトが大爆発していた印象もないんだけどなぁ。

それでも初日松本で観たプエルトリコよりは,多彩な攻撃を仕掛けていた印象です。ダブルクイックなんてやっていたかな?どちらかというとサイド,特にスーパーエースに頼ったオープンバレーに近いような感じ(平行トスにあまり速さを感じなかった)で,アクセントに38歳のゴツイセンターなどがクイックを決めるというオーソドックスな攻撃に思えたから,日本でも通用すると思ってたのに…

とりあえず不甲斐ない試合を続けていたら本当にヤバイので,明日は有終の美を飾ってほしい。ん?明日が最終戦じゃないって?ある意味明日が最後だと思うけど…

W杯・男子~エジプト戦

いや~,楽勝かと思ったら一転敗戦目前。そこから逆転でのフルセット勝ち。なんとも煮え切らないというかハラハラさせる全日本男子。それなりに楽しめはしたけれど,今後の戦いを考えると一気にいきたかった気はする。

石島が狙われて崩れ,ここ2試合まずまずの調子だった越川もいまひとつとなると,厳しい状況。清水も素直に打ちすぎな感じでブロックされまくった印象だし。清水はクロス打ちにこだわるのは構わないが,以前の試合で実況の人が「ブロックが見える」から打ち分けているようなこと言っていた気がするけど……。徹底してクロス閉められてた感じだから,見えてるならストレート打ち抜いてくださいよ。山本が使える状態になってくれたからいいものの,彼のプレーはどうも不安で…。

石島・越川がダメでも荻野・千葉がいる。山本も機能するまで復活した。セッターには朝長が控える。富松もワンポイントやセンターの控えとして活躍する。まさに総力戦。荻野の負傷は心配だけど,その後コートに戻った石島が意地を見せてくれたし,この勝ちを明日につなげてほしい。

それはそうと録画の延長を油断していたら,マッチポイント取ったところで終わってた。見返すこともないんだろうけど,なんとなくショック。明日からは録画頼りになるので,失敗しないように注意しないと。

W杯・男子~ロシア戦

第3セット,もう少しで奪えるかというところまでいけた。さすがのロシアも少し慌てたような。それにしても今日の試合は楽しかった。ストレート負けではあれ,とても見ごたえのある,そして可能性を感じる(褒めすぎ?)ゲームでした。ロシアの強力なサーブをしのぎ,高いブロックも何とか打ち抜いての接戦。実力的にはあと一歩も二歩も差があるんだけど,こういう戦いをしていけばこれくらいの結果にはなるということ。スパイクもサーブもレセプションも大きな差があったわけじゃないと思う。ブロックもロシアのキルブロックは多いけれど,ミスも多かったらしい。(参考:So-net blog:ベリーロールな日々:W杯男子・ロシア戦 まさに「応援したくなる試合」

最後はサーブで勝負に出たり,監督はじめ控えも含めての戦い。山本も何とか結果を残したし,よかったんじゃないの?

昨日や今日のようのな戦いを続けていたら,今日のロシア以外には全て勝てたんじゃないか?上位国は上位国どうし,下位国は下位国どうしで星の潰し合いをしているので抜け出せたチャンスではあったけれど,これからは強豪ばかりとの戦いが続く。次のラウンドはエジプト,プエルトリコ,スペイン。エジプトにはまず勝って,その勢いのままプエルトリコも撃破,いまいち調子が上がりきってなさそうなスペインと3連勝といきたいけれど。松本で観た初日の感じでは,エジプト・プエルトリコあたりには何とかなりそう(勝てるかも)な気がしたけれど,プエルトリコはアメリカに勝ってるから無理か。最終ラウンドではアメリカ・ブルガリア・ブラジルという強豪が控えてるし,これらの国とロシアでメダル争いを繰り広げてるだろうから,日本にとっては厳しい状況です。でも,松本での6チームを再び見られるのは楽しみだったり。

勝ちは最終予選までとっておいて,いい試合を続けてほしい。

W杯・男子~アルゼンチン戦

オーストラリア戦の惨敗を考えると,ストレートですんなり勝てたのはよかった。今夜はロシア戦。すぽるとで監督が「勝つ自信はありません」と言ってしまうほどの強豪だけど,何とかセット奪うような戦いをしてほしい。「金メダルねらう」なんて妄想を語る某監督と,「勝てない」と冷静に現実を分析できる監督の差が,どういう結果をもたらすか楽しみです。

昨日の試合はサーブとレセプションが全てだったのかな?津曲のレシーブは完璧。ゴッツ・越川もまずまずの返球率なので,レセプションが安定すれば,日本の攻撃が出来る(相手ブロックが的を絞れない)はず。そうなっていたかは微妙だけど…

両チームともサーブミスは多かったけれど,決定的な差はサーブポイントの数だったようです。ミスしないに越したことはありませんが,計算上(条件にもよるだろうけど)は2本ミスっても1本サーブポイントを取れればいいので,どんなにミスしようがそれ以上にポイントを取ればいいわけ。そういう意味で20点以降の攻防でも強いサーブを打ち込めるゴッツや越川の存在は大きいだろうし,清水や宇佐美も安定感が増してくれば,そして劣勢のときにもそういうサーブをガンガン決めにいければ,強豪相手にも無様な試合はしなくてすむと思う。理想を言えば,サーブで崩した後のブロックがもっと強くなれば…,ということなんだけど。

とにかく大事なのは確実にサイドアウトを取ることと,いかにブレークできるか。3セット目終盤に魅せた(見せた)ゴッツの神がかった2段打ちで,日本も世界に引けを取らないくらいの,2段トスを打ち切る力があると証明された(できたか?あれは奇跡?)から,無敗のロシアを一泡吹かせることを期待したいです。

負のオーラ

「負のオーラ」・「ガラスのエース」などと,人は彼のことを呼ぶ。かつて世界で一番得点を奪ったスーパーエースも,いつからかマイナスなイメージばかりが付きまとっていた。そんな彼も,ついに変わった。エース復活,誰もがそう思う活躍を見せたのは,まだ最近のことだった思う。

「清水に替えた方がいい」。中垣内が怒りを押し殺したような声で言った。まさに何も出来ずにコートを去ったその顔に,覇気はなく,負のオーラ以上の何か悪い空気さえ漂わせていた。

石島がキレ,宇佐美が迷う。強いサーブはミスになり,入れてくサーブで見事に切り返される。逆に,強いサーブで狙われ,崩れる。越川の良さを,自身も監督もチームも活かしきれていない。崩れたときに支えるのが役目のはずの荻野が先発で,途中で退き,大学生に結局頼らざる得ない状況では……。

とにかく,石島・越川の両サイドが機能しないといけないチームだと思っている。地元高校出身だから贔屓しているわけではないけれど,いまのメンバーを考えると,荻野や千葉はできるだけ控えで,我慢してでも越川を使ってほしい。ダメならすぐ外せばいいじゃん。隆弘が使えないとわかった今,清水の控えとしても荻野・千葉には頑張ってもらわなくてはならない。宇佐美の本気の高速トスを打ち切れないようなら,高さのない越川は世界で通用しないだろうし,石島がブチギレている間に苦手なレセプションはともかく攻撃面で活躍してくれ。

それにしても,20日のオーストラリア戦は全日本男子で久しぶりにつまらない試合でした。

元全日本・小林敦さんのブログ。わかりやすく丁寧な解説が多くておすすめ。コメントにもきっちり回答していたりします。ただ大人な発言が多いのは,立場上しかたがないのかと思います。この記事に限らず,色々と勉強になることが書かれています。トラックバックされたブログやコメント欄なども含めて読むといいかも。

W杯・男子~2日目

日本対韓国

荻野すごいな。全盛時の頃からあまり好きな選手ではないのだけど,ここまでくると応援したくなる。センター・サイドと満遍なく攻撃を繰り出し,石島・荻野のレフト二人が高い決定率を残したのは,山村らセンター陣の活躍も大きい。そして,かつてスーパーエース山本とともに散々叩かれた(叩きまくってた)宇佐美のトスまわしも,良かったんだと思う。昨日,今日とまだまだトスが合っていない部分もある感じだけど,ワールドリーグ後だよね?宇佐美召集されたの。

サーブで崩し,ブロックの狙いを絞る。攻撃も左右から中央から速く広く,いいパターンを作れるだけの下地は出来つつあるような気がする。

とにかく今日は荻野。まあ,荻野が活躍している状況はチームとして喜ばしいことではないのだけど,この勢いでいい試合を続けてほしい。

波乱は続く

結果しか見てないのでどういう展開だったのかわからなけれど,Bサイトのアメリカvsプエルトリコはプエルトリコが勝利。ソトが大活躍だった模様。昨日ストレートでブラジルを破ったアメリカが,割とあっさりの敗戦のようです。やっぱり生で観たチームは関心が強くなる。昨日の試合を見た感じだと,ブラジル・アメリカ・ブルガリアがBサイトでは抜けている感じだったけれど,これはなかなかおもしろくなるんじゃないかな?残りはブラジル・ブルガリアが勝利。明日の注目はブルガリアvsプエルトリコの全勝対決かな?仕事が少なかったら明日会社休んで観戦しに行こうと企んでたけれど,叶わぬ夢となりました。CS映らないから,日本戦以外観戦出来ない…。すぽるとなんかで,外国のチームをもっと取りあげてくれてもいいのにと,思ったりしてます。