感動と怒りの一日でした。
書きたいことはたくさんあるけれど,とりあえず一言。
[tegaki]JTファンは最低だ。[/tegaki]
僅かな可能性にかけて
2試合目の感動的な結末に少し薄れてまったけれど,岡山 vs JTも手に汗握る好ゲームだったと思います。
岡山のサーブレシーブは相変わらず,いきなり森さん崩される。レシーブ乱れてもセンター中心の早い攻撃を仕掛けてくるチーム。崩されても,ポイント決めても表情ひとつ変えないのが岡山。写真撮っても,どれも同じ顔だけれど,この日は気迫ある表情に見えた。4強への僅かな可能性にかけて。
対するJTはケニーが不発。谷口も今ひとつ。高木を含めたサイドアタッカー共にミスが目立った。それ以上に岡山の徹底したブロックと粘りあるレシーブに屈した印象。ことごとくアタックがワンチをくらい,会場を沸かせる好レシーブや驚異的な繋ぎを連発された。森・山口の軟硬織り交ぜた巧みな攻撃は,相手ブロッカーとその奥のレシーバーの位置を見て,しっかりと空いているスペースへ落としてくる。最後までこの攻撃を封じられなかったJT。
地力のあるJTはそれでも接戦に持ち込む。坂下が大きな声を出しチームを盛り上げ,竹下が懸命にトスを上げるが,最後まで岡山の気迫に押し切られた感じ。他力ではあるけれど,僅かに残された4強へ望みをつなげた岡山のストレート勝ちは,直後に試合を控えていたパイオニアに少なからず影響を与えたように思う。
最低なJTファン
富山での観戦を選んだ一番の理由はJTの試合(というより選手)を観たかったから。竹下はじめ,宝来・菅山の全日本(候補)のスター選手を擁する人気チーム。谷口の速い平行と去年の黒鷲旗での活躍を見て以来割とお気に入りの高木など,チームはともかく個々の選手は結構気になっていたりする。寺廻監督の戦術について述べてるブログもあったりして,リベロに菅山を外して小酒の器用なんかも,ちょっと興味深かったり。(この日は菅山がリベロでしたが。)
岡山との試合もストレート負けではあったけれど,互いにいいプレーが続出したいい試合でした。一部のJTファンさえいなければ…
ああいう声援,つーか悪意に満ちた言葉は謹んでほしい。2階の一番隅で大声を張り上げてた集団。ISO1600のノイズだらけの写真を撮ってあるので,顔晒したいところだけど。応援するならちゃんと贔屓チームのプレーを見てあげて欲しい。相手チームにケチつけるような,しかもセンスのない言葉叫ぶのは某掲示板くらいにしておいてくれ。彼らの言葉が聞こえていたのかどうか,その言葉の意味を知っているのかどうかはわからないけれど,試合での森や山口の闘志あふれるプレーは,あの集団へ対するお返しのようにも思えた。
腹が立ったので直接○○○とでも言ってやろうかと思ったけれど,何されるかわからないので,試合後JT応援団で仕切ってたっぽい人に「JTの応援はいつもこうなの?」と聞いてみた。答えは「あれは一般の方で…」。それでも一言くらい注意したらどうだ?同じJTファンのマナーについて考えたらどうだ?多分,多くの観客は「何叫んでるんだろう?」程度にしか思ってなかったのだろうけど,JTの応援団の人たちもその言葉の意味を知らなかったのかもしれないけれど,あれは明らかに岡山の‘ある’プレーに対する言葉。本当に最低なファンだ。
さらに近くに座っていたJTファンの人たちは,JTの試合が終わった後荷物を席に置いてどこかへ行ったきり。2試合目の途中で戻ってきたかと思えば,知らぬ間に消えていた。観戦する気がないなら,他の観客へ席を譲ってあげようよ。試合中に何度も席に着いたり離れたりしないでくれ。
エンド席は勾配が少なく,後ろの席の人は見づらかったと思うし,もっと近くで観たかった人もいたはずだ。
とにかく,心無いJTファンのせいで,他の多くのJTファンの印象も非常に悪くなった。荷物置いたまま席を離れていた人らのことも,普段ならそこまで気にしなかったのだと思う。人気チームゆえ,色んなファンがいるのは仕方がないのかもしれない。それでも…,と思う。JTを楽しみにしていただけに,JTファンのせいで非常にガッカリな観戦になってしまった。
勝利の瞬間
日立佐和,最終戦で今季初勝利。パイオニアは4強を逃す。
まさかの敗戦
勝利した日立佐和の3選手(板橋・飯田・山城)がインタビューされているときの,パイオニア各選手の表情。トリミングして,画像サイズバラバラなのはご愛嬌。
パイオニアにとっては残る1試合がこれまで0勝の日立佐和ということで,4強入りをほぼ確信していたと思う。4強を争うNECが東レ,岡山がJT戦を残していた事を考えると,圧倒的にパイオニア優位だったはず。
直前の試合で岡山が驚異的な繋ぎを連発し,ストレートでJTを破ったところから,少しずつ様相が変わっていったように思う。1セット目,気迫あふれる日立佐和のプレーにパイオニアがセットを失うと,「もしかしたら…」という思いがよぎった。が,これまで0勝のチームらしく,勢いのまま走れない。いまいち波に乗れないパイオニア相手に2セット目を失う。今までだったらこのまま負けてしまったのだろうが,何とかして1勝したいという日立佐和の思いが,4強を確定したいパイオニアの気持ちを上回っていた。
日立佐和が接戦の3セット目をもぎ取ると,会場は(自分の周りだけだったかも)少しずつ異様な雰囲気に包まれだす。4セット目はパイオニアが取るも,板橋が,飯田が,山城が,いつも以上に叫び,走り回る。なんとなくざわつく会場。最終セットも日立佐和の思いは途切れなかった。多治見がネット際のボールの処理をミスし,日立佐和に14点目が入る。らしくないプレーに,勝負は既に決していた。
パイオニア,まさかの敗戦。呆然とする選手たち。
久光 vs デンソー
セミファイナル前で主力温存の両チーム(デンソーはエビちゃん以外どんな選手がいるのか知らないが…)。さすがにレベルは1段も2段も低いかな。なんというか,消化試合は1試合目に持ってきて欲しかった。珍しい選手を観れたのは,それはそれで楽しいのだけど,シーガルズの粘りや日立佐和の気迫で1,2試合目は非常に盛り上がっただけに,3試合目は少ししらけてしまった印象。後ろに座ってた兄ちゃんらが,久光に対して「今日はきれいどころを集めた」とか言ってて笑いそうになった。三上や徳川もいいけど,個人的には大村や姉の方が魅力的だけどな。妹は松葉杖姿でコートサイドリポート。小山,このレベルでも通用してない,というかミスが多く途中で交代させられる始末。こういうのを見るたびに,柳本のセンスの良さには感心する。
協会へ
駐車場ないならあらかじめ教えてくれ。しかも敷地内に入ろうとハンドル切った後に,「入れません」と言ってくるから,対向車とかに迷惑かけまくり。てっきり関係者用の入り口かと思って,どこから入ればいいの?と聞くと,有料駐車場に停めて下さいとのこと。不案内な場所だからどこに有料駐車場があるのか聞いたら,はっきり答えてくれない。仕舞いには少し離れたところにいた別のスタッフが,「(渡された)紙の裏に書いてる」と一言。最低限の交通費(ガソリン代含む)と食事代のみしか持ってなかったから,駐車代払う余裕なかったのだけど,駅から5分の場所なのに周辺に銀行もATMも見当たらない。運営スタッフと近くのコンビニの店員に聞いてみたが,近くにはないとのこと。あきらめて試合後おろせばいいかと判断したのが誤り。17時以降は時間外で八十二のキャッシュカード使えねぇ。とりあえずガソリンはクレジットカードで何とかなったけれど,もう少しで帰れないところだった。つーか,Vリーグのメルマガや協会のサイトに駐車場無い旨,一言書いておいてくれてもいいじゃん。他の観客も会場入り口で止められて,ちょっとした混乱。ま,財布に余裕持って行けば問題なかったことだし,イベント会場へは公共の交通機関て言うのが基本なんだろうけど…