総体の予選が17・18日にあり、母校のバレー部は1,2セットとも2点差の惜敗だった模様。初戦敗退となってしまいました。これで3年生は引退となるわけで、2年連続で県大会出場していただけに少し寂しいものがあります。
2点差の持つ意味
この2点差というのは、バレーボールにとってとても意味のある点差だと思う。セットを奪うためには、25点まで(25点以上も)に最低2点差以上つけなければならない。サイドアウト制の頃ようにサイドアウトで粘っていれば、いつか勝機が見えてくるというのは今のラリーポイント制では難しい。重要なのは相手チームよりいかに多く点を取るか。サーブ権を持っているときの攻撃が勝負を左右してくる。相手にサーブ権のあるときに得点することをサイドアウト、サーブ権のあるときに得点することをブレークすると言うらしい。
ブレークされないためにもサーブレシーブの重要性は今でも高いとは思う。サーブレシーブの返球率が高ければサイドアウトする確率も高くなるからだけど、それだけでは勝てないのが今のバレー。どれだけブレークできるか。数字だけを見れば2点差での負けは確かに惜敗だけれど、相手に勝つためにはその2点差を埋めるだけでは足りないということ。勝つために、引き継いだ後輩たちはこの2点差の持つ意味を噛み締めて欲しい。