スパイクレシーブ(ディグ)のフォーメーションも色々種類があるみたいですが、まずその前段階として、はじめにどこに位置しているのかというのも重要になるようです。相手の攻撃の前に位置しているポジションをベースポジション、相手のプレーが展開しそれに応じた位置に移動した後をリードポジションとCPVには書いてあります。ベースポジションから無理なくリードポジションへ移れることが大切。ベースポジションは後衛センター(ポジション6)の選手のスタート位置で分類しているそうです。以下、CPV50号を思いっきり参考にしてます。
6アップ
ポジション6の選手がアタックラインに近いのを6アップと呼びます。女子に多いポジションだと思う。比較的強打の無いチームや足の長いスパイクを打つようなチームに有効なようです。一般や中・高の女子バレーでは鋭角なスパイクを打てる選手は少ないので、このポジションを採用しているチームが多いのかな?男子でも中学レベルや高校のあまり強くないチームは強打が少ないので、このポジションが有効かもしれません。
6ダウン
ポジション6の選手がエンドラインに近いのを6ダウンと呼びます。強打の多いチームに向いているポジションだそうです。コート中央が空くので、そこへのツーやフェイントの対応が問題となり、またコート奥の角もスペースが空くのでブロック戦術やレシーブ技術の確立があってこそのポジションのようです。
フラット3
3人の選手が横に並ぶ状態。トップレベルではファーストテンポ(速攻)は鋭角な攻撃が多く、後衛センターにはほとんどボールは飛んでこないため、これに対応しようとするもの。どこかでトップレベルではこれが主流になりつつある、と書いてあったような無かったような…。やや前(中)に位置しコースを狭めて、拾うと言うより身体に当てて上げるイメージとかどうとか。
ツーアタックやフェイントに滅法弱い自分らオッサンバレーボーラーにとって、ディグのスタート位置は重要かもしれない。できるだけ無駄な動きを減らし、効率良くボールを拾えるポジションを考える必要があかと思います。