WGP ロシア戦

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今日のオランダ戦は見ていないので、今更ロシア戦。昨日書いて放置していたやつ。

ロシアの高さに、なんて選評になるのでしょうか。前監督時代から見応えある解説をしてくれるブログが増えて、そういう話は他所へ任せましょう。基本、ビール飲みながら薀蓄語る野球オヤジのようなスタンスで。

バンチブロックは、前監督時代のブロックに比べればまあまあだと思う。レシーバーのポジション取りがまずいのでしょうか?男子の荻野のように、アウトボールをレシーブしてしまうようなコート外でワンチ対応しろ、とまでは言わないけれど、それでもエンドライン付近に山なりで落ちるワンチボールの処理は何とかしてほしい。サーブはチーム戦術として何かやっている感伝わってくる。この辺も真鍋率いる久光でみかけた光景に近いだろうか。ただ、サーブ・ブロック・ディグとまだまだ単一のプレーとしてしか機能していないように見える。五輪翌年でチーム作りはこれからだろうから、これらのプレーが線になったとき、どういうチームになっているか。全日本女子で流行の戦術は、一般レベルでも比較的真似されるから、楽しみです。

バンチ“リード”と騒いでいるあとに、クイックはマークしないでいいからとか。コミットブロックなの?ブロックで横に手を振ってブロックした方がいいなんて解説していたけれど、ブロックとレシーブの連携では、基本的にしてはいけないブロックの仕方だと認識していたけれど間違いだったみたい。解説の場面は、栗原一枚ブロックだったのであれはあれでありだと思うけれど、あのブロックをバンチリードでもやるのかやらないのか。川合さんの言っていることは、ブロックの基本だし、間違いじゃないけれど、組織としてやるブロックと個人技としてのブロックをごっちゃに話しているからややこしい。せっかくの解説陣はその辺のブロックの使い分けも解説してほしいな。

竹下のトスが今ひとつ。トス回し以上に、トスの精度も悪い?バックアタックはもう少しブロードジャンプできるような位置に、Cワイドなんかのトスもバラバラに見えた。クイックで指先をかすめるのはトスが高いのだろうし、窮屈そうに押し出すのは低いのだろうし。もっとクイックを有効に使えるといいのだけど、日本のセンター戦の攻撃ってブロードばかりだからなぁ。個人的な認識だけど、あれはクイックじゃないでしょ。左右への平行と基本的に変わらない。もっとA・Bクイックを増やした方がいいような気もする。他の国に比べて日本のレセプション成功率は高いし、アタッカーの能力も、二段をドカンと打ち抜くアタッカーはいないが、それなりの選手が揃っているはずなのに、なかなか決めきれない。アタッカーのこの辺が竹下の限界なのかな。

庄司、良かったと思う。もっと評価されていい選手だと思うけれど、なかかな活躍できないでいるから頑張ってほしい。ただ、ダイレクトボールの処理は、ちょっといまいち。山口、相手が慣れ?てきてからはなかなか厳しそうだったけれど、楽しめたからいいや。思い切り笑顔だったのが、シーガルズでの笑みを押し殺したようなニヤニヤと違い面白かった。岡野にしても、山口にしても、最終的に残るべき選手ではないだろうから、今のうちに楽しく見ておきたい。

全敗街道まっしぐらですが、こんなもんでしょ。

って、オランダ戦は勝ったみたいですね。

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