行ってきました、所沢。久々の男子バレーは面白い。せめて1セットでも取ってくれたらもうちょっと楽しめたのにと思いつつ。
そもそもパイプの正しい定義すら知らないのだけど、割れたブロックの間隙を突くと言う意味では、日本もロシアも効果があったのかな。
下の写真は、クイックだったかパイプだったか定かじゃないですが、松本に隠れてチラッと見えるのがバックのアタッカーだと思います。エンド席から見た限り、トスの軌道がAクイックとパイプとの区別がつきにくく、Aクイックかと思ったらその背後からヒョッコリバックアタッカーが顔を出してスパイクを決めます。でかいミドルに隠れていたため、2,3度騙されました。
一方、日本はBに絡めてパイプをすることが多かったような気がします。気がするだけで実際はどうか知りません。トスの軌道はクイックやサイドへのそれとは違い、バックへ上がったとわかるものだったような気がします。気がしただけで実際どうだったかは知りませんし、ロシアのブロッカー陣もふられているので、十分な攻撃だと思います。むしろ、ブロックを割るという意味では、Bで引き付けている日本の方が良いのかな?リードブロックを考えると、トスの見極めのしやすい方が不利なのかな?良くわかりませんが…
日本の攻撃で騙されたのは、Bクイックとレフト平行のコンビでした。Bのトスをその軌道のまま長くしたのが平行と言う感じで、松本も山村も高い位置で打てるのでレフトへのトスもそのまま打てるんじゃ?と思うくらい。途中から宇佐美の、特にクイックへのトスが低くなって、平行とクイックのトスの軌道が変わってしまってちょっと残念。国内の女子バレーばかり観ていたので、色々と驚きながら観ていました。
それにしてもロシア、調子がまだまだなのか手抜きなのか、特にポルタフスキーはブロックもソフトブロックばかりだし、スパイクも軽打(それでも決まるが)ばかりだし、サーブも入れてけサーブ(それでも崩すが)だし、ロシアで唯一といっていい顔と名前がわかるプレーヤーだったので、もう少しまじめにやれよと思って観ていましたが、日本もロシアもそういう位置づけの大会だと割り切って楽しみました。
ロシア、ブルガリア、キューバ。日本の勝ちとかにこだわらなければ、今年のワールドリーグ楽しめそうなんだけどなぁ。
おつかれさまでした。
画像が高画質だと逆サイドにいる自分の顔がはっきり認識できます。
自分もエンドだったので、ロシアのAと連動したパイプに対する日本のブロックの付き方が気になりました。
日本のパイプのほうがブロックを完全にうまく振った印象は強いのですが、日本のミドルブロッカーのすぐ脇を抜いてくるロシアの攻撃のほうが「どうにもならない」感が強く、心理的な効果が高かったと思います。
思いの外きれいに撮れてびっくりしています。侮れません、一眼。
ニコンやキヤノンだったら、もう少し動体に強かったと思うと多少の悔しさもありますが十分過ぎます。
Vリーグ女子ではあまりお目にかかれない攻撃なので、ついていくのが大変でした。